結婚相談所でお見合いが成立し、仮交際がスタートした。
そこで多くの方が最初に悩むのが、「何回くらい会えばいいのか」という点ではないでしょうか。
少なすぎると「判断が早すぎる」と思われるかもしれない。でも多すぎると「いつまでも進まない人」になってしまう気がする。そんな不安を抱えながら仮交際を過ごしている方は少なくないと思います。
私自身は結婚相談所を通じて妻と出会い、今年で結婚30年になります。当時の仮交際の経験と、婚活中の知人たちから聞いてきた話をもとに、「回数」だけでなく「期間の目安」「デートで何をすべきか」「男性がどう感じているか」「終わりの判断のタイミング」まで、できるだけ具体的にお伝えします。
仮交際とは何か|基本をおさらい
まず前提として、仮交際とはお見合い後に「もう少しお互いを知りましょう」という段階で始まる交際期間です。
この段階の特徴は主に2つです。
- 複数の相手と同時に仮交際を進めることができる
- まだ「恋人関係」ではなく、あくまで「検討中」の段階
つまり仮交際は、「付き合うかどうかを見極めるための期間」です。この段階で相手のことをどれだけ知れるか、そしてどのタイミングで判断するかが、婚活全体のペースを左右します。
よく「仮交際は試験のようなもの」と言われますが、私はむしろ「準備期間」だと思っています。合格・不合格ではなく、「一緒に歩いていけるかどうかを確かめる時間」という感覚です。
仮交際は何回会うのが一般的か|回数の目安
結論から言うと、3回〜5回のデートで真剣交際に進むかどうかを判断するケースが多いです。
ただし、これはあくまで目安です。2回で確信を持てる人もいれば、6〜7回会って初めて「この人だ」と感じる人もいます。回数に正解はありません。
ただ、一般的な婚活の流れとして、仮交際の期間は1〜3か月程度が目安とされています。これを大幅に超えて続けていると、お互いに判断を先送りにしている状態になりやすく、結果として自然消滅につながるケースも多いです。
回数別のフェーズの目安
| 回数 | 一般的な段階 | 意識すること |
|---|---|---|
| 1回目(お見合い) | 初対面・第一印象の確認 | 緊張して当然。雰囲気を見る |
| 2回目 | もう一度会いたいかを確認 | 話しやすさ・居心地を感じる |
| 3回目 | 少し踏み込んだ話ができるか | 価値観・将来観に触れてみる |
| 4〜5回目 | 真剣交際への移行を検討 | 「一緒にいて自然か」を確かめる |
| 6回目以降 | 判断が遅れているサイン | 気持ちを整理する必要がある |
この表はあくまで目安ですが、「6回以上会っているのにまだ判断できない」という状態は、どちらかが決め切れていないサインであることが多いです。
仮交際期間のデートは何をすればいいか
「何をして過ごせばいいかわからない」という声も多く聞きます。仮交際中のデートには、いくつか意識しておきたいポイントがあります。
1回目・2回目のデート|「話す場所」を選ぶ
最初の数回は、静かなカフェやランチが鉄板です。映画や遊園地は楽しい時間を作れる反面、会話が少なくなるため「相手のことを知る」という目的には向きません。
話しやすい環境を選び、相手の話をしっかり聞くことが最優先です。
3回目以降のデート|「価値観を知る場所」に行く
3回目以降は、少し踏み込んだ話ができるようになってきます。このタイミングで、少し距離感を縮める場所に行くのも良いでしょう。
- 一緒に歩ける場所(植物園、美術館、街歩きなど)
- 食事の好みを知れる場所(和食・洋食など、相手の好みを聞いてみる)
- 将来のイメージが話しやすい場所(住宅展示場に行くカップルも実際にいます)
「楽しい時間を過ごす」だけでなく、「この人と日常を共にできそうか」を感じ取ることが仮交際後半のテーマです。
仮交際中に話しておきたいテーマ
仮交際の間に、以下のテーマについて自然な流れで触れておくと、真剣交際後のすれ違いが減ります。
- 仕事への考え方(続けたいか、転職の可能性はあるかなど)
- 住む場所(地元志向か、転勤の可能性があるかなど)
- 子供についての考え方(欲しいか、何人かなど)
- 休日の過ごし方(アクティブ派か、家でゆっくり派か)
一度に全部話す必要はありません。会うたびに少しずつ自然に触れていくのが理想です。
男性は仮交際中に何を見ているのか|本音
ここからは男性側の視点を正直にお伝えします。
2回目で「また会いたい」と思えるかどうか
1回目のお見合いは、どうしても緊張や場の雰囲気に左右されます。男性が本当に「この人はどうかな」と感じ始めるのは、2回目のデートからです。
2回目に会って「また来週も会いたいな」と自然に思えるかどうか。男性はこの感覚をかなり大事にしています。逆に2回目に「なんとなく気乗りしない」と感じた場合、そこから逆転するケースは少ないというのが正直なところです。
「話しやすさ」は最大の評価ポイント
容姿や条件も見ていますが、それ以上に男性が重視するのは「話していて楽かどうか」です。
会話が途切れない、自分の話も聞いてもらえる、笑ってもらえる——こういった「一緒にいて楽な感覚」が積み重なると、男性は自然と「この人ともっと会いたい」と思うようになります。
完璧な話し方は必要ありません。緊張していても、話そうとしている姿勢があるだけで十分伝わります。
「安心感」が真剣交際への決め手になる
男性が真剣交際を申し込もうと思う最大の動機は、「一緒にいて安心できるか」です。
ドキドキや設定ときめきも大切ですが、結婚を前提とした交際では「毎日一緒にいても疲れないか」という安心感の方が重く評価されます。
特別なことをしなくても、普通の時間を穏やかに過ごせる——その感覚が積み重なったとき、男性は「この人と進みたい」と思います。私自身、妻との仮交際でそれを感じました。
男性が「終わり」を考え始めるサイン
逆に、男性が「このまま続けるのは難しいかな」と感じ始めるのは以下のようなケースです。
- 毎回会話が弾まず、沈黙が多い
- 相手が自分に興味を持っていない印象がある
- 将来の話になると明らかに反応が薄い
- デートの約束を取り付けるのに毎回苦労する
これらは「相性が合わない」サインである場合もありますが、緊張や不慣れからくることもあります。気になる点があれば、正直に話し合う機会を作ることが一番です。
仮交際が長引くのはなぜか|よくある理由
仮交際が3か月を超えてもなかなか進まない場合、以下のどれかに当てはまっていることが多いです。
①「もっといい人がいるかも」と比較し続けている
仮交際は複数の人と同時進行できるため、「比較して決める」という思考に陥りやすいです。しかし、完璧な相手は存在しません。「あの人より○○がいい」という比較を続けると、いつまでも決められなくなります。
②相手への遠慮が強すぎる
「断られたらどうしよう」という気持ちから、真剣交際の申し出を先延ばしにするケースがあります。しかし相手側も同じように待っていることが多く、どちらかが動かないまま時間だけが過ぎていきます。
③ゴールのイメージが曖昧なまま会っている
「とりあえず会い続ける」という状態では、デートが積み重なっても判断材料が増えません。仮交際の目的は「この人と真剣交際に進むかどうかを判断すること」です。その目的を意識しながら会うことが大切です。
真剣交際に進む判断のタイミング
「そろそろ真剣交際に進んでいいのかな」と感じ始めたとき、どう判断すればいいでしょうか。
以下の問いに「はい」と答えられるなら、真剣交際に進む準備ができていると考えていいと思います。
- 次のデートが楽しみだと思えるか
- 会っているとき、自然に話せているか
- この人と日常の時間を共有するイメージが持てるか
- 相手のことをもっと知りたいと思っているか
反対に、「なんとなく続けているだけ」「断られたくないから会い続けている」という状態なら、一度立ち止まって自分の気持ちを整理することが大切です。
真剣交際に進むことも、仮交際を終了することも、どちらも正しい判断です。大切なのは「流されて続ける」のではなく、「自分で決める」ことです。
まとめ
- 仮交際の回数は3〜5回が目安。期間は1〜3か月程度
- デートは「話せる場所」から始め、徐々に価値観を知る内容に移行する
- 男性は「話しやすさ」と「安心感」を最も重視している
- 2回目のデートで「また会いたい」と思えるかが大きな分岐点
- 仮交際が長引く場合は、比較しすぎか遠慮しすぎのケースが多い
- 「流されて続ける」のではなく、自分で判断して進むことが大切
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