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結婚相談所とマッチングアプリの違いを、アプリ未経験の既婚男性が正直に考えてみた

結婚相談所の選び方

「結婚相談所とマッチングアプリ、どっちがいいんでしょう?」

婚活を考えている方なら、一度は迷う問いだと思います。

ただ、正直に言います。私はマッチングアプリを使ったことがありません。私が婚活をしていた時代には、そもそもスマートフォンもインターネットもありませんでした。結婚相談所だけが、「真剣に結婚を考える人が集まる場所」でした。

だから私には、マッチングアプリの使い方も、実際の使い心地も、体験としてはわかりません。

それでもこの記事を書こうと思ったのは、「使ったことがないからこそ、正直に語れることがある」と感じたからです。

アプリも相談所も両方紹介してお金を稼ぎたいサイトには書けない視点。それは、「結婚相談所で出会い、30年間その選択に後悔していない人間の話」です。どちらが優れているかではなく、「あなたには何が向いているか」を考えるヒントになれば、と思っています。

この記事を書いた人:こもれび。マッチングアプリの使用経験はゼロ。結婚相談所で出会った妻と結婚30年。相談所側の経験者として、正直にお伝えします。

最初に:私がこの比較で「語れること」と「語れないこと」

フェアな記事を書くために、最初に明確にしておきます。

私が語れること:

  • 結婚相談所で実際に活動し、成婚した経験
  • 相談所という環境の中で感じた「婚活のリアル」
  • 30年間の結婚生活を経て振り返る「あの選択の意味」

私が語れないこと:

  • マッチングアプリの実際の使い心地・操作感
  • アプリで出会い結婚した方のリアルな体験
  • アプリと相談所の「どちらが成婚しやすいか」の統計的な比較

この記事は「どちらが客観的に優れているか」の比較ではありません。「相談所を経験した人間から見た、婚活の本質的な違い」をお伝えするものです。その前提でお読みいただければ幸いです。

私が知る範囲で整理する:2つの婚活方法の基本的な違い

マッチングアプリについては実体験がないため、一般的に言われていることをもとに整理します。

項目 結婚相談所 マッチングアプリ
費用 高め(総額30万〜80万円程度) 安め(月数千円〜数万円)
サポート 担当者がつく(サポート型の場合) 基本的に自分で進める
会員の本気度 費用を払っているぶん高い傾向 人によって大きく異なる
身元確認 書類審査あり(独身証明など) 相談所ほど厳格でない場合も
出会える人数 紹介ベースで少ない 自分で選べるため多い
向いている人 サポートを受けたい・本気度の高い環境がほしい 自分で動ける・費用を抑えたい

この表を見て「やっぱりアプリの方が安くていいかな」と思う方もいるかもしれません。それは一つの正しい判断です。ただ、私が相談所を経験して感じたことは、「費用の差」以上に「環境の差」があるということです。次のセクションで、その感覚を正直にお伝えします。

私が相談所で経験した「環境」について

結婚相談所に入って最初に感じたのは、「場の空気が違う」ということでした。

相談所に来ている人は、みんな同じ目的で来ています。「結婚したい」という意思を持ち、それなりの費用を払い、書類を揃えて入会してきた人たちです。「なんとなく登録してみた」「暇つぶしに使っている」という人は、構造上ほぼいません。

これは、婚活を進める上でとても大きいことだと、今になって思います。

「お互いに同じ方向を向いている」という前提があるだけで、話が進みやすくなります。お見合いの場でも、最初から「この人は真剣に考えている」という安心感がありました。相手を探りながら「この人は本気なのか」を見極めるストレスが、最初から少ないのです。

マッチングアプリでは、この「前提の共有」がないと言われます。結婚を考えている人と、そうでない人が同じ場所にいる。その中で「本気の相手」を見つけるのは、労力がかかる作業だと想像します。

これが良い・悪いではありません。「自分で見極めることが苦にならない」「とにかく多くの人と出会いたい」という方にとって、アプリは合理的な選択肢だと思います。

「費用を払う」ことの意味について、正直に思うこと

結婚相談所の費用は安くありません。それについて、一つ正直に思うことをお伝えします。

私は「費用を払ったこと」が、自分の婚活の姿勢を変えたと感じています。

お金を払って環境を整えたぶん、「ちゃんとやろう」という気持ちが自然と生まれました。お見合いの前に自分なりに準備する、相手の話をちゃんと聞く、次に会いたいかどうかを誠実に考える——当たり前のことですが、お金を払っていない場だと流してしまいがちなことを、ちゃんとやろうと思えました。

これはアプリを否定しているわけではありません。「費用を払う」という行為が、自分の本気度を形にする効果があった、という個人的な感覚です。

「お金をかけてでも、環境を整えて本気で動きたい」という方には、相談所という選択肢は今でも意味があると私は思っています。

結婚相談所が向いている人、マッチングアプリが向いている人

結局のところ、どちらが向いているかは人によって違います。「経験がないのに断言するな」と言われそうですが、相談所経験者として感じる「向き不向き」をお伝えします。

結婚相談所が向いていると感じる人

  • 婚活が初めてで、誰かにサポートしてほしい
  • 「本気の人としか会いたくない」という気持ちが強い
  • 自分から積極的に動くことが苦手
  • 短期間でしっかり結果を出したい
  • 費用よりも「効率」と「安心感」を優先したい
  • 身元がしっかり確認された環境で婚活したい

マッチングアプリが向いていると感じる人

  • まず婚活を「試してみたい」段階
  • 費用を抑えながら広く出会いたい
  • 自分のペースで、自由に進めたい
  • 自分で相手を見極めることが苦にならない
  • 相談所ほど「真剣交際前提」の雰囲気が重く感じる

どちらが正解ということはありません。ただ、「なんとなく安いからアプリにしよう」という理由だけで決めるより、「自分はどちらの環境で動きやすいか」を考えてから選ぶ方が、婚活全体がうまく進みやすいと思います。

両方試してから決める、という選択肢

実は、「まずマッチングアプリを試してみて、うまくいかなければ相談所に切り替える」という流れで婚活する方も少なくないと聞きます。

これは理にかなった順番だと思います。アプリで婚活の感覚をつかみ、「本気の人と真剣に進めたい」と感じたタイミングで相談所に移行する。費用の面でも、最初から相談所に飛び込むより、段階的に動く方がリスクが少ないという考え方です。

ただ一つ、経験者として伝えておきたいのは、「婚活に使える時間は有限」ということです。アプリで長く動いて疲弊してから相談所に来る方の話を聞くと、「もう少し早く来ればよかった」という声も多いと聞きます。どちらを選ぶにしても、「いつまでに決める」という自分なりの期限を持つことは大切です。

30年経って、あの選択をどう思うか

最後に、個人的な話をさせてください。

結婚相談所で出会った妻と、今年で30年になります。当時、相談所に入ることに少し照れのようなものがあったのは正直なところです。「なんで相談所なんか使うの」と思われないかな、という気持ちも多少ありました。

でも今は、あの選択を良かったと思っています。

出会いの場所が大切なのではなく、その場所でどう動いたか、誰と出会えたか、その後にどんな時間を積み重ねたかが大切だと、30年経って感じています。

マッチングアプリで出会って幸せに暮らしているご夫婦も、今の時代にはたくさんいると思います。相談所がすべてではないし、アプリが劣っているわけでもない。どちらの場所で出会っても、その後の関係が大切なのは変わりません。

この記事が「どちらを選ぶか」を考えるための、少しでも参考になれば嬉しいです。

まとめ

  • 結婚相談所は費用が高いが、「結婚への本気度が共通している環境」という価値がある
  • マッチングアプリは費用が安く出会いの数が多いが、自分で相手を見極める必要がある
  • 「費用を払う」行為が自分の婚活姿勢を整える効果もある
  • サポートを受けたい・本気の環境がほしい人には相談所が向いている
  • まず試したい・費用を抑えたい・自分のペースで進めたい人にはアプリが向いている
  • どちらを選んでも「いつまでに決める」という期限を持つことが大切
  • 出会いの場所より、その後をどう積み重ねるかが結婚の本質

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