仮交際を経て、真剣交際に進んだ。
「やっと一歩進んだ」という気持ちと同時に、「これからどうすればいいんだろう」という不安が出てくる方は少なくないと思います。
真剣交際は、結婚相談所のなかで仮交際とは明確に違う段階です。
複数交際は終わり、この人一人に向き合うことになります。
だからこそ、「何をどう進めたらいいのか」が分からなくて、緊張してしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、真剣交際に進んでから成婚退会に至るまでの流れを、私なりの経験と視点から正直にお話しします。
私自身は30年前に結婚相談所を利用し、今の妻と出会いました。当時と制度の細かい部分は変わっていても、「相手との距離の縮め方」という本質は変わっていないと感じています。
少しでも参考になればうれしいです。
この記事を書いた人:こもれび。結婚相談所で出会った妻と結婚30年。真剣交際から成婚を経験した男性として、流れと本音をお伝えします。
真剣交際とは何か——仮交際とのちがい
まずおさらいとして、真剣交際がどういう段階かを確認しておきます。
仮交際は、複数の相手と同時進行できる「お試し期間」でした。
真剣交際はそれとは異なり、この人一人に絞って、結婚を前提に交際を深める段階です。
結婚相談所によって呼び方や定義が少し異なることもありますが、多くの場合、真剣交際に進むと次のことが変わります。
- 他の方との同時進行が終了する
- より深い会話や将来の話ができるようになる
- 相談所のカウンセラーが関わる頻度も変わってくる
「一般的なお付き合い」に近いイメージですが、結婚を前提にしている点と、相談所というサポート体制がある点がちがいます。
真剣交際の期間の目安はどれくらいか
結論から言うと、1〜3か月が一般的な目安です。
もちろん個人差はありますが、多くの場合このくらいの期間で成婚(プロポーズ・了承)まで進んでいます。
「3か月というのは短すぎないか?」と感じる方もいるかもしれません。
ただ、仮交際の段階でお互いに何回か会い、「この人と真剣に向き合いたい」という気持ちが確認できているからこそ真剣交際に進んでいるわけです。
ゼロからのスタートではありません。
逆に、3か月を大幅に超えて判断がつかない状態が続く場合は、一度立ち止まって考えるサインかもしれません。長すぎることが必ずしも良い結果につながるとは言えないのが、結婚相談所の現実です。
真剣交際で「すること」の全体像
では具体的に何をすればいいのか。大きく分けると、以下の3つになります。
- 会う機会を続け、一緒にいる時間を積み重ねる
- 結婚に必要な話題を少しずつ話し合う
- プロポーズのタイミングを見定める
特別なイベントを用意しなければいけない、というわけではありません。
大切なのは、「一緒に過ごす時間の質」と「将来を話せる関係性」を少しずつ育てていくことです。
会う頻度とデートの内容について
真剣交際中は、月に2〜3回程度会うことが多いようです。
お互いの仕事や生活リズムがありますので、無理なく続けられるペースが大切です。
デートの内容は、仮交際のときより少し「日常感」が出てくると良いと思います。
たとえば、
- 一緒にスーパーに行く
- お互いの家の近くを歩いてみる
- 料理を一緒に作る
- 少し遠出して一日一緒に過ごす
こういった「特別感よりも日常に近いこと」を経験することで、「この人と生活できるか」というリアルな感覚が生まれてきます。
私自身の経験でも、印象的だったのは華やかなデートよりも、何でもない時間に「この人といて落ち着くな」と感じた瞬間でした。
その感覚がとても大切だと今でも思っています。
結婚前に話しておくべき5つのこと
真剣交際中に避けて通れないのが、将来に関わる具体的な話です。
「まだ早い」と思って先送りにしていると、プロポーズの直前になって大きなすれ違いが判明する、ということが起こります。
早すぎるくらいでいいので、少しずつ確認しておきましょう。
①住む場所について
どこに住むか、お互いの実家との距離感はどう考えているか。
転勤がある仕事の場合は、それをどう考えるかも確認しておくと安心です。
②子どもについて
子どもを望んでいるかどうか、何人くらい考えているか。
ここは価値観のずれが大きくなりやすいテーマです。
「なんとなく合わせておこう」ではなく、お互いの本音を確認しておくことが大切です。
③仕事と家庭のバランスについて
結婚後、どちらがどう働くのかのイメージをすり合わせておきます。
共働きを前提にするのか、どちらかが家庭中心になることを想定しているのか。
細かく決める必要はありませんが、大まかな方向性を確認しておくと安心です。
④お金の管理について
共通の口座を作るのか、財布は別々にするのか。
大まかな生活費の感覚に差がないか。
お金の話は「まだそこまで…」と感じる方も多いですが、生活に直結するため、ある程度の方向性は確認しておきましょう。
⑤両親との関係について
お互いの実家とどう関わっていくか。
介護や同居の可能性が将来あるかどうか。
「今すぐ決める必要はないが、意識の確認はしておく」くらいの温度感で話しておくと良いと思います。
プロポーズのタイミングはどう見極めるか
「いつプロポーズすればいいのか」というのは、男性側が特に悩む部分だと思います。
結論から言うと、「この人との将来を話すことに違和感がなくなったとき」がひとつの目安です。
特別な演出が必要かどうかは、相手の性格や関係性によります。
派手な演出を好む方もいれば、静かな場所での素直な言葉の方が響く方もいます。
ただ、大切なのは「タイミング」より「言葉」だと私は思っています。
「あなたと結婚したい」という言葉を、しっかり伝えること。
それが一番です。
また、相談所を利用している場合は、プロポーズ前にカウンセラーに相談することをおすすめします。
相手の状況やタイミングについて、第三者から見たアドバイスをもらえることがあります。
うまくいく人とそうでない人のちがい
真剣交際から成婚まで自然に進む方には、共通点があると感じています。
一緒にいることを「楽しむ」より「確認する作業」にしていない、ということです。
「この人は本当に大丈夫か」と、チェックリストを埋めるように会っていると、会うたびに疲弊していきます。
そうではなく、「一緒に時間を過ごすこと自体を楽しむ」という感覚でいる方は、自然に関係が深まっていくことが多いです。
逆に、真剣交際が長引いたり、うまく進まないケースで多いのは、
- 「もっといい出会いがあったかもしれない」という気持ちが消えない
- 将来の話をいつも先送りにしてしまう
- 相手に好かれようとしすぎて、自分の本音が出せていない
こういったことです。
どれも「この人でいいのか」という不安から来ているのですが、真剣交際はその不安を解消するための時間でもあります。
話し合うことを恐れず、少しずつ自分を見せていくことが大切です。
不安を感じている方へ
真剣交際に進んでも、不安がゼロになるわけではありません。
むしろ、「本当にこの人でいいのか」という気持ちが出てくる方も多いです。
私も当時、そう感じた時期がありました。
ただ、今から振り返って思うのは、「完全な確信」を持って結婚した人はほとんどいないということです。
多くの人は、「この人となら大丈夫だと思える」という感覚で踏み出しています。
100点の安心を求めるより、「一緒にいて違和感がない」「話していて疲れない」「この人のそばにいたい」という感覚を大切にしてほしいと思います。
そして、不安なことは相談所のカウンセラーに話してみてください。
自分だけで抱え込まなくていいのが、結婚相談所を利用する強みのひとつです。
まとめ
- 真剣交際は「この人一人に絞って結婚を前提に深める期間」。仮交際とは明確にちがう
- 期間の目安は1〜3か月。長すぎる場合は一度立ち止まって考えるサイン
- デートは「日常感のある時間」を大切に。特別感より生活に近いことを一緒にする
- 住む場所・子ども・仕事と家庭・お金・両親との関係は、早めに話しておく
- プロポーズのタイミングは「将来の話に違和感がなくなったとき」が目安
- 「確認作業」ではなく「一緒にいることを楽しむ」感覚が、自然な関係の深まりにつながる
- 不安はカウンセラーに相談してよい。一人で抱え込まないことが大切
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