こんにちは。「こもれび日和」を書いている60歳の男性です。私は結婚相談所で妻と出会い、結婚してもうすぐ30年になります。結婚生活を振り返ると、やっぱり家庭を持つことは人生を温かくしてくれると感じます。
この記事では、実家暮らしの30代女性が「結婚」を考えるときに直面しやすい気持ちや迷いについて、私なりの思いをお話しします。婚活のノウハウというよりも「結婚と向き合う時間」のことです。
実家暮らしの居心地と、結婚を考えるタイミング
実家暮らしは、安心感があります。家事の負担も少なく、経済的にも安定しやすい。私も若いころ、家を出る友人たちを見て「大変そうだな」と感じていました。
ただ、居心地のよさの中で月日が流れると、「結婚はいつか」と思っているうちに、なかなかその「いつか」が来ないこともあります。私が思うに、実家暮らしだからこそ結婚を意識するタイミングは、自分で作らないと訪れにくいものです。
親への遠慮と自分の気持ち
以前、知人の娘さん（30代女性実家暮らし）がこんなことを話してくれました。
「母がひとり暮らしになったら寂しいだろうな…そう思うと、結婚して家を出る話を切り出せないんです。」
私はこの気持ちがとてもよくわかります。私自身、結婚するときに親の寂しさを思って胸が痛くなった瞬間がありました。それでも、人生のパートナーと歩む決断をしたことは、今でも間違いなかったと思います。
親に遠慮する優しさは素晴らしいこと。でも、その優しさが自分の未来を後回しにしてしまうこともあります。私は「親への思いやりと、自分の幸せを両立させる方法」を探すことが大切だと思います。
結婚を考える「心の準備」の仕方
婚活を始める前に、まずは「自分はどんな結婚生活を望んでいるのか」を整理してみることをおすすめします。
- どんな暮らし方をしたいか（都会・地方・共働き・専業など）
- 一緒にいて心地いい人のタイプ
- 自分が大事にしたい価値観
これを考える時間は、実家暮らしの今だからこそ持てる余裕でもあります。私も結婚前、将来の生活を頭の中で何度もシミュレーションしていました。そういう時間が、のちに迷ったときの指針になります。
小さなきっかけが未来を変える
昔、同じ職場にいた30代の女性がいました。彼女は実家暮らしで、「結婚はそのうち」と言っていましたが、ふとしたきっかけで友人の結婚式に参加し、「私もこういう家庭を持ちたい」と強く感じたそうです。
その日から、少しずつ結婚について真剣に考えるようになり、日常の中で将来の自分を意識するようになったと言います。私はその話を聞いて、「人は何かの瞬間にスイッチが入るんだな」と思いました。
親と自分、どちらも大事にできる選択を
結婚は、自分だけの出来事ではありません。親にとっても大きな節目です。だからこそ、私は「親を置き去りにしない」ことも大事だと思います。
親と結婚の話をするタイミングは人それぞれですが、「私はこう考えているよ」と少しずつ伝えていくことで、お互いに心の準備ができます。それができるのも、実家暮らしの強みのひとつです。
まとめ｜結婚を考える時間も、未来への大切な一歩
実家暮らしの30代女性が結婚を考えるとき、親への遠慮や居心地のよさが行動を遅らせることもあります。でも、私は「結婚を考える時間」そのものが、すでに未来への大切な一歩だと思います。
結婚は人生の景色を大きく変えます。私も30年近く経ってなお、その喜びを感じています。今の環境や気持ちを見つめ直すことから、ゆっくりでいいので一歩ずつ進んでほしいと思います。
婚活や結婚に迷っている方はこちらも参考に → [婚活アプリに疲れたあなたへ｜リアルな出会いを見直す30代の選択]
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