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人生の選択、間違えたくないと思ったときに大切なこと

生きるとは

「この先の人生、この選択で本当にいいのかな?」

30代の頃って、仕事もそれなりに慣れてきて、まわりは次々に結婚したり子どもを持ったり。そんな中、自分だけが立ち止まっているように感じること、あると思います。

人生の選択を間違えたくない。

そんな気持ち、すごくよくわかります。私も若い頃、いろんな場面で何度も同じように思いました。この記事では、人生の選択で迷ったときに、私自身が感じてきたことや、今だからこそ伝えたいことをお話しできればと思います。


「あのとき、こうしておけばよかった」と思った過去

私は30代前半まで、実はずっと独身でいました。仕事はしていたし、趣味もあった。でも、心のどこかで「これでいいのかな?」と不安になることがありました。

当時の私は、恋愛もうまくいかず、結婚相談所に登録するのもなんだか「負けた気がする」ような気がして、なかなか踏み出せませんでした。

ある日、親戚の結婚式に出席したときのこと。幸せそうな新郎新婦と、そのまわりの笑顔を見て、急にぽっかり心に穴が空いたような感覚になったんです。

「なんで、自分はあの場に立っていないんだろう」

あのときの気持ちは、今でも鮮明に覚えています。人生で何を選ぶか、それによって自分の未来が大きく変わっていくんだと、改めて感じた瞬間でした。

私はあのとき、結婚という選択肢を自分の中でちゃんと見つめ直しました。そして、そこから少しずつ行動を変えていったんです。


選ばなかった人生にも価値はある

もうひとつ、印象に残っているエピソードがあります。

ある友人は30代後半まで独身でしたが、「私は自由が好きだから、ひとりの人生も悪くない」と言っていました。でも、40代になったころ、「実は、子どもを持つ人生も捨てがたかった」とぽつりと言ったことがあります。

私はそのとき、「選ばなかった人生」に思いを馳せることの難しさと寂しさを、ちょっとだけ感じた気がしました。

人生の選択って、どれを選んでも一長一短があるものだと思います。私自身も、「この人と結婚してよかった」と思う日もあれば、「あのとき、別の道もあったかな」とふと思うことだってあります。

でも、だからといって「今の人生が間違っている」とは思いません。選んだ先に、自分の人生が広がっていく。私はそう信じています。


間違えたくないからこそ、進んでみる

「間違えたくない」という気持ちは、とても大切です。誰でもできるだけ後悔の少ない道を選びたい。

でも、それと同じくらい大事なのは、「迷ったときに止まりすぎない」ことだと思います。完璧な選択なんて、きっとどこにもないからです。

私も結婚して30年。最初の頃は、正直うまくいかないことばかりでした。価値観も生活のリズムも違う。お金の使い方でも、子育てでも、意見が食い違うことが何度もありました。

でも、話し合って、すれ違って、それでも一緒に暮らしていく中で、少しずつお互いの歩幅が合ってきたんです。私は今、家族という居場所があることで、心がとても穏やかです。

あのとき、結婚という選択をしたことを「間違っていた」と思ったことは一度もありません。


自分の人生を選ぶということ

選択って、誰かに正解を教えてもらえるものじゃないですよね。特に人生の大きな選択——たとえば「結婚するかしないか」「このままひとりで生きていくか」——そういうことは、自分の中でしか答えが見つかりません。

でも、迷っているあなたに伝えたいのは、「どんな選択にも、その先に続きがある」ということです。

私は思います。間違えたくないと思ったときこそ、一歩踏み出してみることが、なにより大切なんじゃないかと。


おわりに:迷ったときは「誰かの物語」に触れてみて

最後にひとつ、私からのおすすめです。どうしても自分の人生に迷ったときは、誰かの物語に耳を傾けてみてください。

たとえば、友人でも、家族でも、あるいはこういうブログでもいい。自分とは違う人生を歩んでいる人の話を聞くと、不思議と「選ぶ力」がわいてくることがあります。

私の話が、少しでもあなたの選択のヒントになれば嬉しいです。

そして、あなたが選んだその道が、どんな形であれ「自分の人生でよかった」と思える日がきっと来る。そう信じています。

この記事を書いている人

こもれびと申します。結婚してもうすぐ30年。結婚相談所で出会った妻と、日々穏やかに暮らしています。
結婚や人生に悩む方の力になれたら嬉しいです。

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